妖ト霊ト記憶ト全テ
作詞  ̄_
今だに本気にしてるの?
私はここを歩いているのに
あの時の約束場所
この私のいないこの場所だよ
「つよくなれたらいいな」って
キミはよく言っていたハズなんだよ
あの時の約束事
キミはもう忘れちゃっているかな
錆びれたドアを開けたそこには
透明で古びた現実が待っていた
何をして生きてるかな
もう生きてなんかないかもしれない。
私の終末はなに?
ワタシノシュウエンハナニ?
キミは何故死んだのかな
まだ死んでなんかないかもしれない。
全ての終わりのキッカケを
サガスタメニイキテタノ?
あのときあなたはこう言った
「必ずまた会えるさ」だって
あの時の約束場所
あなたのいないこの場所だよ
あのとき僕は何をしてた?
「全てを忘れた」なんて偽りで
あの時の約束事
「全てを覚えている事」だったね
廻るよ廻るよスベテノキオクが
あなたのその声全てが蘇る
指を合わせて覗いたら
キミはそこに確かにたっていた。
何かが落ちた透明な
雫?これは忘れていたよ
指を合わせて覗いたら
キミはそこに確かにたっていた?
何かが開いた真っ黒な
僕の目の奥の瞳孔が
かみ合った歯車は音をたてて
廻りだした
全てのキオクを
繫ぎ合わせた・・・・?
僕のキオクと
私のキオク?
全てが交差する
その場所は
アノ場所
僕は妖でキミは霊?
かみ合う歯車廻ってるんだね
薄れたキオクが蘇る
ボクガワスレタ"終焉"が
私は幽霊でキミは妖?
かみ合う歯車廻ってるんだね
薄れたキオクが蘇る
ワタシガワスレタ"終焉"が
僕はどうして生きていた?
理由がやっと分かったんだよ
覗いた指の向こう側で
キミは微かに泣き笑い
私はどうして生きていた?
理由がやっと分かったんだね
キミが覗いた指越しに
キミは微かに笑い泣き
僕はキミの全てを
私はキミの全てを
互い違いに覚えていた
全ての答えが明かされた
全ての記憶が蘇る
キミも私も全てが
繫ごうと伸ばしたその手は
もうきっと空廻りしない
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