shooting star
作詞 緋和
僕らの願いを、背負う君は今何処に?
この街の中じゃ、見えないのかもしれない。
望遠鏡を担いで、真夜中一人。
暗闇に飛び込み、夜空を覗く。
名前を知らない輝きを、
今は求めてはいないから。
隠れていないで出て来てよ。
僕はここに居るから、
恥ずかしがり屋な君。
僕には眩しい、月明かりに照らされて。
賑やかな夜空、華やいで騒ぎ立てる。
ようやく会えたね。直線一つ。
すぐにまたどこかへ、隠れたけれど。
名前も付かない輝きは、
数え切れない程あるけど。
君と笑顔で別れる前、
僕らで名付けたあの星、
また君と見たかった。
目の悪い君には星が、
二つに見えていたらしい。
「願いは一つじゃなくても良いよね?」と
君の言葉 思い出す。
名前を欲しがる輝きが、
もし夜空を埋め尽くしても。
自分の願い無くさないで。
君がそう言ってる気がした。
君は今あの星になって、
僕を見守ってくれるなら、
毎晩会いたいと願おう。
君は叶えてくれるかな。
優しかった君だから。
期待をして帰る僕。
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