非情電話
作詞 古閑
耳で聞くだけなら簡単
本当は心で聞いて欲しい
助かりたいから口開くんだ
誰でも良いからここに来て
何のために嫌になるほど
大勢居るんだと思ってるの?
責任は嫌い 自由が好き
わがままな子供の大行進
今日も命綱付けずに
飛び降りてった無謀な人々
残ったのは捨てた願いと
繋がれなかった悔しさだけ
楽になれるよって迷信
語り継ぐよりやるべきこと
沢山あるはず
転がって冷めた優しさ
拾っておいて損は無いでしょう
寂しさと寒さに震える
あの人の肩を叩いて欲しい
独りってことに気づかずに
苦しんで死んだ命がある
罪の無い体を傷つけ
恨まれて生きる命がある
ゆっくり歩いていくはずの
道で背中押して突き落とす
誰かが助けられたはずなのに
開かない口は忘れてる
等しい価値 皆が平等
言うだけで響かない言葉
止まって喋るより動いて
すぐ側の傷だらけの手を取って
黒い涙流しながら
助け求めて絞り出した声
君は強い 大丈夫 そればかり
心込めた迫真の演技で
ただ止まり喋るだけの非情電話
寂しさがまだ残るうちに
全て消して思い出さないよう
手をとって声出し抱きしめて
「あの人」を「大切な人」に
同じように動き助け合う
非常電話を永遠に残すために
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