夕焼けが影を落としていく一人の帰り道
無機質なビルに囲まれ飲み込まれてく

使い古しのテキスト薄汚れたユニフォーム
十年以上運んで手にしたものは無いさ

青いキャンパスに寝転び空を仰いでも
瞳の奥に映る自分路地裏で倒れている

体痛め仕事で得たわずか少しの紙切れ
気がつけば体慰める酒と煙草に変わる

ふと思い出す子供のときの夢
思い描いた幾千の道を少しずつ潰して来たさ
今は夢と現実(Real)の狭間を右往左往
夢をすりつぶした薬(Medicine)今日も服薬して寝よう

チェスの駒が気づかぬうちに一つ増えている
それは夢を捨てて消えた彼人(あいつ)の代わり

丸いシルエット影に移し本当の素顔見せず
ただ命令どおりに動いてもはや自分じゃ動けない

ふと思い出す子供のときの夢
思い描いた幾千の道を少しずつ潰して来たさ
今は夢と現実(Real)の狭間を右往左往
夢をすりつぶした薬(Medicine)今日も服薬して寝よう

一夜の肌は孤独と悲しみのグラスを満たしては消える

ふと思い出す子供のときの夢
思い描いた幾千の道を少しずつ潰して来たさ
今は夢と現実(Real)の狭間を右往左往
夢をすりつぶした薬(Medicine)今日も服薬して寝よう