ねぇ何故？私はここに生み落とされたの？
絶望の闇の中に一筋の焔が灯る・・・

人は生まれながらに罪を背負い
神に抗うための力を欲する
愚かな抵抗を正義と振りかざして
その罪を積み重ねていく

歴史は血を塗る事でしか変わりはしない
傷ついた剣を取り私は戦場を駆る

その瞳に写した綺麗な紫の華を
大切に摘んで私は生き抜く
悲痛な叫びが心を呼び覚ます
黒に染まるこの"上"は何を映している・・・

君は生まれながら自由に捕らわれ
また命繋ぐための罪を犯す
世界の罪罰を正論と振りかざして
その罪を積み重ねていく

僕は血を被らなければ前へ進めない
汚れきった鎧を纏い僕は戦場を駆る

この瞳が映した残酷な喜劇に
青色の瞳を君は開いた
悲痛な叫びが暗闇に木霊す
黒に染まるこの"上"は何を思っている・・・



―――そして私達（僕達）の歯車は止まった。