僕のおかげ
作詞 EMINA
目の前にあります
大きな壁があります
上にも横にも斜めにも
途切れることはなさそうです
さてさて
これからどうしようか
とりあえず立ちすくんでみようか
それとも僕のこの拳で、
いやいや
今僕はそれだけの
力と勇気は持ち合わせてない
僕はそういう人間だ
努力と変化が大嫌い
だってすごく痛いじゃないか
それに比べれば、
僕はこのままで、、、
"いつまでそこに突っ立ってんだ
壁に触れもしないくせに
言い訳ばっか並べやがって
だからお前は嫌いなんだ"
目の前にあります
小さな扉があります
上とか横とか斜めとか
見てばかりいるから気づきません
"なに涼しい顔で立ってんだ
本当は助けがほしいんだろう?
もっともがいて血ぃ流せよ
だからお前は嫌いなんだ"
君は誰?
さっきから
僕の深いとこから聞こえるような
ああそうか、
君は僕。
僕の心が叫んでるのか
君のおかげで見つけたよ
つまり僕のおかげで見つけたよ
血も汗も涙も鼻水も
たくさん流して見つけたよ
その扉開けて踏み出したら
その声はどこかへ消えました
いやその声はたぶん、きっと、
ちゃんと"僕"になりました。
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