「あー」今年も夏が来たな 梅雨を乗り越え夏が来たな プール開きタオル巻いて 着替えを終えて泳ぎに行く 電源を切り忘れた 扇風機が君の帰りを待っている 学校帰り仕事終わり 汗に塗れた僕の身体 お風呂上がり濡れた髪 「弱」のボタンを押した 首振りは許さない 誰もが恋する風を一人占め 団扇やクーラーだってあるけれど いつだって誰かと取り合うのは…… 灼熱に燃える常夏の中で僕はアイスと扇風機を愛す