一厘の花
作詞 ♪〜YUTAKO〜♪
水面に漂う 花弁を
一人静かに手繰り寄せ
心重ねて 痛む胸
可憐に見える あの人も
仮面外せば 弱い人
涙堪えて歩いても 辛くあたって泣かせても
生きてゆくのは同じ場所
美しすぎた 繊細で無垢な想いは
散ってゆく 後に残るは欲の海
儚い小さな花弁は 流れ流れる どこまでも
黒く染まったあの海に 一片 二片 呑まれてく
光求めて 叫ぶ人
黒い影へと訴えた
声は誰にも届かない
そんな哀しきことが常
花よ再び咲いてよと・・・・・・
草木に語らい 立ち止まる 何時も感じる虚しさに
一厘の花 咲かせたい
芽生え始めた 若葉たち 冷たく儚く
枯れてゆく 誰に出会えるわけもない
手のひらの上 水すくい 流し流そう 緩やかに
暗く見えない欲の海 花の灯で照らされろ
花の灯がついたなら 人の胸にも花咲いて
淡い灯が燈るだろう
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