僕の一生は、前世の僕が犯した罪を償うこと、そのためにある。
次々と訪れる苦悩も不幸も、そのためにある。
夢や憧れを追いかけるコトは許されない。そのためにあるワケじゃない。
こんなに僕を苦しめる罪とは何？
前世の僕が犯した罪とは、いったいどんなものだったのだろう。
(※　楽しそうにフワフワ浮かぶ、真っ白い雲が羨ましくて
この場所から空を見上げる。
青く透き通る空の　そのすぐそばで浮かんでる。
きっと、悲しみも感じずに・・・。)

僕の一生は、前世の僕が犯した罪を償うこと、そのためにある。
次々と訪れる挫折も孤独も、そのためにある　からと言って
夢や憧れを追いかけることから逃げていた。
こんなに僕をくるしめるのは・・・僕？
前世の僕が犯した罪とは、いったいどんなものだったのだろう。
前世の僕も、今の僕も、ただひたすらに嫌いで、この場所から地面を見下ろす。
恐怖で一瞬足が竦む。
それでも、これから何十年と続く人生に気が遠くなって
ここから地面なんて、程近く思えた。
決心と同時に気がづいた。そうだ、この景色だ。
前世の僕が犯した罪。
これじゃあ来世の僕が悲しむだけだ。

(※　繰り返し)