いと恋しく思えるのは 時ごとに過ぎ去っていく母校 誰もいない校舎を眺めては 自分の幼さを思い出させる 純粋に楽しかったと 思えた頃は 何も知らない子供だったから 季節がめぐり 花が咲き 桃色の花びらが散る頃に 流した涙は遠い過去 旅立つ戸惑いなど感じなかった 純粋に楽しかったと 思えた頃は 夢を見続ける子供だったから 桃色の花びらと一緒に旅立とう 母校の空に舞う希望を見つめながら