スロウウォーカー
作詞 エイジ
信号が赤から青になる
水たまりをまたいで
横断歩道を渡る
二人で手を繋いでたなら
きっと気にしないような
風景が目に映った
いつも僕は言うんだ
「安っぽくなった愛を
わざわざ口にするな」と
君は不機嫌そうに
「だって恋人らしいこと
言ってみたいだもん」と
舞い散る桜も 白い波も
紅葉も 粉雪も
つまらなそうに見てたなぁ
君が何を求めてたか
想像しようがないよ
そのくせ僕はキスをする
僕は言ってしまった
「タダでくれると言っても
そんな愛はいらないよ
不確かなままのもの
信じてあげられるほど
できた人間じゃない」
君は何も言わない
僕を泣かせたいがため
安らかに眠ってる
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