止まることを知らない涙
止まることなどしない涙
なにがあったの?
なんにもないの、なんて
嘘でも言ってられない
号泣状態

泣きたい訳ではないのです
泣くよな理由もないのです
頭は否定していても
感情は抑えられていても
体が覚えているのです
あなたを全部吸い込んで
丸丸そのまま消化して
体の一部が無くなる様に
何とも言えない絶望感と
どうにもできない涙腺故障

貴方がいないだけなのです
貴方に会えないだけなのです
ずっと知っていたけれど
解り切っていたのだけれど
体が求めてやまないのです
あなたの全部あたしだけ
丸丸あたしに下さいな
体の一部になっちゃう様に
何とも言えない幸福感を
味あわせて頂戴

泣きたい訳ではないのです
やっぱり貴方は来ないのです
何とも言えない虚無感で
身体と頭の矛盾が招く
あいたいんだよ、なんて
届くはずもない
号泣状態、涙腺故障。