赤の鎖
作詞 壱ぷらす
幾度の言葉を紡いでも私の心は満たされない
貴方と出会ってから運命の歯車は動き出したのだろう
一緒に居たいだけだった
傍で笑っていたいだけだった
だけど貴方はいつも何処か違うところを見ていて
その綺麗な瞳は貪欲で曇っていた
所詮は私の自惚れかしら
決して交わることの無い剣を振り翳し
頬に滴るのは血か、それとも涙か
永遠なんて無い神なんて居ない
貴方に刃を向けたのは現実から逃げたいだけだった
長年の年月が過ぎ私の隣にもう貴方は居ない
あの微笑みを見ることもあの指に触れることも出来ない
共に過ごしていたあの日々や
共に誓いあったあの時が酷く懐かしい
だけど貴方は私の前から姿を消してしまった
失いたくないと思っていたのは私だけ
所詮は私の自己満足ね
決して二度と掴むことの無い片手は空を遮り
その手が掴むのは貴方の心か、闇の中か
永遠なんて無い神なんて居ない
後悔の叫び声だけが夜の帳に空しく響いていた
It doesn't know a red chain is connected.
As for lost what, it knew obtaining.
(赤の鎖は繋がることを知らない
けど失ったものは二度と得られないことを知った)
だから次は手放さないように離れないように
強く強く、心を繋げていよう
|