「さよなら。」 たった一言を残して 君と僕は背中を向けて歩いた。 大好きだった だれよりも一緒に居たかった君は 一番遠い人になった。 でもね、 絶対振り返ったりなんかしないよ。 僕と君が歩いているこの地球が どうして丸いのか知っているから。 別々の道を歩き出した2人が 一度も振り返らずに歩き続けたとしたら 地球の反対側でまた君に出逢えるってことを。 そのときは 一番近い人になった君に笑顔で手を振るよ。