あなたは最初から優しかった

傷ついた私にそっと
手を差し伸べ
その手を離したのは私


それでも変わらず
傍にいてくれたあなた


その優しさに
甘えていたんだよ
このままでいられる
私の後をついてくるんだって



あなたは私より
ずっと大人だった
このままじゃいられないって
分かっていたんだね


愛してるなんて
大それた言葉いらないから
小さく呟いてよ"好き"の２文字


まだ遅くないでしょ？　ねぇ
こんな私はいらないよ



あなたは最後まで優しかった


ありがとうと笑顔で
そっと離れてくあなたを
追ったの私


周りが見えなくなった私を
あなたは突き放した


それがあなたの本当の
優しさだったのだと
今なら分かるよ



何度も確かめたい愛の言葉でも

愛してるなんて
大それた言葉いらないから
大きく叫んでよ"好き"の言葉


もう遅いかな？　分かってるよ
神様がイジワルなんじゃない
弱虫で意地っ張りな私



昔の関係を変えたのはあなた
壊したのは私

砕けた破片を直してくれるのも
あなただって
勝手に信じてただけ...