鼻の奥で
喉の奥で
懐かしい匂いがする
それはもう今では届かなくて

鼻の奥で
喉の奥で
ﾂﾝと痛い想いがする
それは之からも続いて行って

辛い思いが
何時しか誰か強くして
優しい気持ちが
何時しか僕を弱くした

誰か未来で愛してくれたら
誰か未来で傍に居てくれたら
こんな事思っては
何時しか夢の中へ消えてゆく

そんな事は
最初から分かっていた
こんな事は
何時も気付いていた

辛いと嘆く
僕を横目に
時間は刻々と進んでく

幸せと叫ぶ
一瞬を奪い
誰かは孤独を残していく

世界のちっぽけさに
呆れる日もあるだろう
他人の優しさ幸せに
苦しい日もあるだろう

そんな時
何時も僕は君を想い出すよ
何時も君を抱きしめるよ

もうここにいない君の温もりを
大切に抱いて旅に出るよ

僕を変える旅に
君を探す旅に