I
作詞 モロ、
自分の中の小さな私は 本当はいつも叫んでいたの
弱い私が嫌いで 強がるのが癖
小さい心の声に怯えた私 膝を抱え込んで蹲った
刺すような眼差し凍てつく言葉 空を彷徨っていた私の気持ち
届かなくて振り払われながら そうして人を嫌いになった
いつの間にか覚えた作り笑い 誰にでもあると思っていた
目が笑わない 鏡の自分を見て顔を背けた途端 零れた涙
やがて私は気づくでしょう 自分が過ごしていた檻に
小さな世界に縛られてただけ
たとえどんなに今苦しくても もがいても傷付いた先にも
いつも仄かな光は灯る・・・
自分の中のもう一人の私なら 今を上手く生きていけるかな?
聞きたくない声に必死に耳を塞いでは 強くなろうとただ天を仰ぐ
あの時誰もが私の言葉 信じてはくれなかった
大事な人は傷付けては 泣かせてしまった
不甲斐なくて 情けなくて 子供な私は自分を嫌いになった
そんな毎日が辛かった 逃げ場を探して彷徨った
本当はいつも笑ってたかった 不器用だった ただそれだけ・・・
やがて私は気付くでしょう 私が閉じ込めた強い光の声に
人は誰しも一人で生きてなんて行けないよ
自分を嫌わないで 真面目に生き過ぎないで
ちゃんと見ていてほしいの ホントの自分を・・・
向き合った鏡に映る 嫌いな自分の姿
いつのまにか ぼろぼろで寂しそうだった
器用になんて生きなくていい 等身大でいいよ
少し疲れたなら 時に身を任せればいい
傷ついた過去をどこかに抱えたまま うつむいて歩いていちゃ
目の前の景色に気付くこともないでしょう ほら・・・
やがて私は気付くでしょう 変わらないものはないけど
いつも胸に聞こえる 小さな歌声を
先急がなくていいよ 一歩ずつでいいよ
手探りしながら また前を向いて進んでいこうよ
やがて私は気付くでしょう 失うものばかりじゃない
いつも傍に居てくれる 仲間の声 自分の声
強がることばかりが 誰かへの優しさじゃない
また聞こえてくるでしょう 心の声が
道がわからなくなったら聞いて 私の声を・・・
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