夏が過ぎたら
作詞 シーマ
夜が長くなって暗い帰り道
近くのベンチに座り込む
チカチカと点灯して点き始めたライト
夏の終わりが近づいて
目の前に見えるのは汚い風景だけれども
妙に綺麗に見えるのは君が彩るから
頭の中を巡る君が
この夏が過ぎたら
君はもっともっと遠い存在になってく
1日が過ぎたらきっと
君と彼の関係はもっと深まるだろうから
立ち上がって歩き出すけど
こうして終わる1日が
それだけが凄くもったいない気がして
セミの声も聞こえなくなって
僕の前に居座る未来はきっと変わらない
そこにあるだろう切なさは涙を誘うよ
それは綺麗な切なさで
この夏が過ぎたら
君がもっともっと遠い存在になってく
そのうち届かなくなって
見えなくなって諦めていって消えていって
夏が終わるよ
匂いが変わりだした風に流されるように
誰かの想いの吹き荒れた季節
いつまでも誰かが忘れられない夏
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