きみのね
作詞 UTAO HIRO
はっきりいってこわれてる きみのね 眼でみてみたい
街を 人を 虚空を
きみが確かにあたしの横で笑ってたとき
きみは 叫び痛むなんてと あたしを可哀想だといった
思い出に負けるために生きてる
ああ あたしもそうだった
強くなったよ
例えば甘い砂糖水に浸してないと 体はすぐ枯れた
思い出なんて ただ甘い
あたしを抜け出したあたしは
きみの傷が懐かしい
蝕む病に愛想が尽きたら
きみのね 硝子の眼がまた欲しくなる
いらない
あたしの捨てたもの 得たもの 君に伝えられるといいのに
きみはいま 世界に呑み込まれてる
助けて なんて あたしのアテレコ
きみはそれでいいのだろう
世界がきみに やさしくして
きみが やさしい世界を受け取れなくても
世界がきみに やさしいことを
どうか
どうか
|