僕の星
作詞 konami
「もう少しで満月だね」
本当だ 空にはまん丸になりかけの月が
梅雨の雲にうっすらと覆われている
「・・・きれい。」
姿を完全に現さないのは
まだ自分が未熟だからなの
どんな星でも輝いているのに
「今同じ空見てるんだね、なんか不思議」
月が一つで、よかったと思った
名前のある星も ない星も
一等星も三等星も みんな同じなんだ
同じように輝いていて
地球からは見えないだけで
僕らの真上に確かにいるんだ
夜は優しいから 自分を消して星たちを導く
それでも足りないのは
僕たちの星を見たいという気持ちで
いつからか 東京(ここ)じゃ
夜空に星がないのが当たり前になっていた
そんなに悲しいことあるのか
確かに存在しているのに いなくて当たり前なんて
僕だったら声も出せなくなる
きっと、だから星は何も言わなくなってしまったんだ
梅雨が明けて、満月になるころ
君に会いに行こう
そこでは星がたくさん見えるだろう
月が星に囲まれる 一番幸せな夜空を
君と一緒に見たいから
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