滑稽なわたしたち
作詞 利緒
嫌われたくはなくて
本当の自分を見せれず
いつも人の顔色ばかり
うかがい生きてきた わたし
かれは
一人ではなにもできないわたしを
滑稽だとあざ笑う
己を押し殺してまで
万人に笑顔を振りまき
全てを諦めてまで手に入れた
これぽっちの価値も
感じられない
ちぽっけな世界で生きる
かれのほうが
よっぽど滑稽だとわたしは笑う
結局わたしたちは
まだ子供で
生きる意味さえわからずに
ただかむしゃらに
前に突き進み
大切なものを失ってきた
もっと上手に生きてこれたら
わたしたち
もっと笑いあえたのかもね
屈託なんてない笑顔
滑稽なわたしたち
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