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作詞 松田
ポツリ 一つだけ一つだけ 影が歩く
キラリ 一つずつ一つずつ 涙が落ちる
失くしたものほど 取り戻せないことを知っているのに
あたしはこうして 今もまだ 探している
君を夢見た 明日を手放した
離れたくないの この距離のまま あの日から
一つだけ嘘ついた 涙を隠した
弱さを見せられずにいたの
切なさだけが胸を充たしていく 愛しさの裏返し
この旅の終わりは 一つだけしかないの?
弱さと優しさの間にある 確かなものに
君は気づくでしょう? 少しだけ隠れてるけど
空の青さに 思わず目を伏せた
足元の花は 何も言わずに揺れていた
もう一度君に逢いたい 笑顔が見たい
素直なあたしのままで
涙はこぼれるけど 君はいない 眩しくて探せない
いつだって思い出すのは ただ一度の指きり
一期一会 一粒の涙 一緒に見た空
たった一人の君 一つのすれ違い 一人ぼっちのあたし
一つだけ嘘ついた 涙を隠した
弱さを見せられずにいたの
愛しさだけが胸に充ちていたなら もう何も怖くない
この旅の終わりが一つだけしかなくても
「また逢える」たった一度の奇跡を信じて
ヒラリ 一ひらの一ひらの 花びら舞う
ユラリ 一度だけ一度だけ 君が見えた
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