君の消えた街で
作詞 瑞色
ベルが鳴る
君を乗せた電車が出る
行く先を告げずに 遠ざかる
自転車に飛び乗り向かう 君の家
チャイムを鳴らしても 誰一人出てこない
殺風景になった家 君の足跡もないし
電話もでない
自転車忘れて走り出した 行くあてもなく
走る ただこの胸の苦しさを紛らわせるだけ
自分を忘れて走り出した 希望もなく
走る ただ少しココに光差し込むまで
疲れ果て今在る場所も 俺の心も
うるさくコールしても 何一つ返ってこない
真っ暗になった心 俺の進む道もないし
俺もいない
ベルが鳴る
俺を乗せた電車が出る
この街を見つめ 遠ざかる
新しい街のバス停に3年前の記憶が戻る
行き先を告げずに消えてった 君が
大きな光の渦を巻き起こした
見たこともないくらい 明るい光が
君の“在る意味”のでかさがココに在る
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