夢の中に映る君は
理想という名の地図を広げて
目的地を探してる
繰り返し見る君に
いつしか自分を重ね合わせて
巧くいかない現実を
夢の世界に映してみたり

君はもう充分頑張ってるの
知ってるのに　頑張れって
そんな言葉を何とも軽々しく
言えてしまうこの自分が
少しだけ嫌いだったんだ



胸の奥に支(つか)える蟠(わだかま)りを
解すように溶かしてく
そう言い表すべきなのか
あまりの心地好さと
穏やかな感情に瞼を落とす
僕から君に向けて
伝えられる言葉はあるかなぁ

君の目を真っ直ぐ見たまま
心からのありがとう
その言葉をたどたどしくでも
言えるようになった自分を
少し好きになれた気がしたんだ



走り疲れたなら少し歩こう
涙が溢れたなら傍に居よう
落ち着いたら　また
君の荷物を手に歩みを進めて行けたら
それでいいと思うんだ

目印は見付けたよ
道は作って行くんだよ
だから明日を迎えよう
君となら怖いものなんて無い
気付いたんだBoth oneself