忘れてたこの土地も 思い出だらけなのに 思い出した時に 流れる歌すらない 過ぎ去った時間 季節はただ冷たくて 他人もこうして朝を迎える 今も覚えているこの道を お互いもう歩くことはないんだと 頬が湿ったときに実感してからでは 本当の家はどこなのかと またあの日々のように帰れたらと 定刻の鐘の音と 過ぎ去っていく景色が 自分を今に留めてくれる 忘れてたあの土地を 思い出せただけでも それなら 二つ先の季節でまた君に会えたら 会えたらなら