嘔吐
作詞 鮫子
ベッドの上で菓子食うのやめろ
説教に携帯持参は指示してねぇ
飯の真ん中に箸を刺して出すのは俺に対する挑戦か?
積もるものこそ 腹を肥やすだけ
爽やかなお前の その笑顔を殴ってやりたい
食道が焼けてしょっぱい味
理不尽なひとりよがりを吐き出す朝
こっそりこっそり
見つからないように
純情を演じる喉を潰しながら
カレーにアイス混ぜるのやめろ
愛想に剃刀持参は指示してねぇ
胃の中に入れば一緒だとか、その場しのぎの屁理屈か?
何がストレスで暴力沙汰
狂ったように舌を引っかき回す夜
ひっそりひっそり
裸足で抜け出して
死ぬ勇気も無い体を衰弱させながら
毎朝毎晩、胃がからっぽになってるのさ
それでもむかむかが終わらない
アイス入りのカレーも普通に食えるのさ
だって愛妻弁当と一緒だろ
この世に“つまる所”なんかねぇのさ
わかったら急いで洗面台
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