「話したいことがある」　受話器から聞こえる声
突然呼び出された　いつもの待ち合わせ場所

小走りで向かう公園　雪が降り出した夜　
震えている声が僕に別れを告げている　

何が悪かった？　

ふりしぼり考えても答えは出ず
明日も続くと思っていた自分がいやになる


つないだ手のぬくもりポケットにしまって
雪のマフラー二人でとかしたね

悲しみなんて僕ら知らなかった
忘れられない二人だけのShared Time


赤い携帯電話も今は白く冷たくなり
僕の心の中　漠然とした空虚感

もしできるなら
　　　
あの楽しかった日々にもどって
明日も続くと思っていた自分になりたい


寒がるキミと飲んだホットコーヒー
今も僕は飲んでいるよ

キミの好きな曲が流れる車
僕が運転した2人だけの場所


キミと共に歩いた街並みも
キミを何時間も待てた駅も

一度全て忘れてしまおう

キミの作った歪なケーキも
キミと本気でケンカした公園も

全ては新しい明日のために


つないだ手のぬくもりポケットにしまって
雪のマフラー二人でとかしたね

悲しみも僕ら思い出に残そう
忘れられない二人だけのShared Time

これからのために思い出そうShared Time