何色心色
作詞 榎波
何の感情が混ざり合って
今の私になったのか もうわからない
頬を伝う涙は
悲しいから? 嬉しいから?
それもわからない
私から取り出せない
一つ一つの感情
パレットの上で偶然できた色みたい
どうやってこの色ができたのか
わからないように
だから どうして?と聞かないで
何があったの?と聞かないで
( たくさんあったの )
言えないの?と聞かないで
( ずっと溜め込んできてたよ )
どうしてこうなったの?
( こうなるまで 誰にも言わなかった )
聞きたいのは 私の方
( 自業自得 なのかもしれない )
新しい絵の具が混ざって
また色は変化を遂げる 汚い色へと
いつまで続くの
パレットを洗うまで? 黒になるまで?
なにもわからない
この色はどうすればいい
キャンパスないのに
心に全部ぶっかけてみようか
もう誰にも何も悟られないように
鍵をかけるように
私さえ 気付かぬようこの色で染めよう
( 想う前から色は 塗っていた )
きっともう貴方に何も聞かれない
( 何も見えなかった 見ようとしなかった )
元からこうだったことに
( 手でそっと拭けば 簡単に外は見えたのに )
してしまえば もう何も、きっと、
( やっぱり 自業自得だわ )
…大丈夫( じゃない よ )
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