歌えるはずないLove Song
作詞 蒼龍
煙草の煙に お前を重ねながら
慣れた手つきで いつものボタンを押す
ガラガラ声で バラードなんて歌えないね
目から零れる 想いが声に変わって
「覚えているかい?」離れ離れになって
ふとしたことで 傷つけあったけど
あの日 あの場所と同じMelody
ただ一つ違うのは お前が側にいないこと
ふざけ合って 歌ったこの曲も
今では 白日の心に染みるよ
グラスに映る 化粧が下手なひと
お洒落になる前に 飲み干さなくちゃ
少しだけ古い 機械を片手にして
誰のせいだろう 前よりウマくなったかな?
「何から歌うの?」ってありふれた言葉で
もう一度だけ あの日へと旅立とう
出逢い お別れまでのMelody
また流行遅れの 懐かしい二人だね
音をはずして 愛を歌ってみるよ
今いる未来を占うように
…プルルルルと現実からのコール
あの日とは違う 少し苦いジュース
最後はいつも 二人でハモったね
まだ枯れ果てた声で 歌える気がしたなら
あの日 あの場所と同じMelody
ただ一つ違うのは お前が側にいないこと
ふざけ合って 歌ったこの曲も
今では 白日の心に染みるよ
歌い終わってしまうその前に
失恋(キャンセル)と書かれたボタンを押すよ
そして 歌えるはずないLove Song 口ずさみながら
あの日 あの場所へサヨウナラ
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