雪の堕ちる街
作詞 takumi
僕はいつも真っ白な雪を見つめていた
薔薇の花弁が堕ちる様な
death of the death
death of the death
death of the death
death of the death
華の魂が穢れないように
僕は視つめ合う
穢れないように雪
果て殺め合う
無様な姿になるまで僕は紅く染まった雪を
溶けるまで視るのだから
血に当たる太陽
月下に堕ちる薔薇の花弁
月光に堕ちる百合の花弁
幻覚の眩暈が僕を及ばされる
結界が儚い夢
消えない疵口に砕けた硝子の破片
襤褸襤褸に砕かれた魂(こころ)
紅い雲に堕ちた闇
腐りかけた月の光
吸血鬼の様に十字架に弱い人よ
凧の様に跳ばされ果てた紙の様な
穢れた爪も此の世に果てた
もうこの街には雪が降ることは無いだろう
雪は真っ黒に染まった
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