キス
作詞 いちご。
遠回りして歩いてきたこの道だけど。
後悔だらけの日々にも今
ピリオドを打とう。君がいるから。
木枯らしがつれてきた僕の 忘れかけた恋心。
冷え込む心と体 身にしみる冷たい風。
僕にまとわりつく 重く錆びた鎖を
いとも容易く 解いてくれた君の笑顔。
人の笑顔に触れる事で 人は自分を取り戻す。
僕の心を支配するのは やっぱり君なんだ。
「ゆっくり歩こう。手を繋いで」
君の言葉を信じたい。疑いなく
君の言葉を信じれる。確信したよ。
「君の手が冷たいから」そう言った僕は
なぜ赤くなってるんだろう。こんなの初めて。
僕のポケットの中で 君の手が暖かくなる。
冷たい風から逃れるために みな下向き。
空を見上げれば 沈み行く夕日。
僕にまとわりついてた 重く錆びた鎖に
背を向け別れを告げた。君とともに。
ポケットの中 手を繋いで。
「ゆっくり歩こう。一緒に」
君の言葉を信じたい。疑いもなく。
君の言葉なら信じれる。その笑顔を守りたい。
「君の手はあったかいね」そう言った僕に
「なぜ赤くなるの?」君が尋ねた。
君が手をぎゅっと強く握ってくれたから。
もう僕を見ないで。照れるから君の唇に・・・
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