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夢十夜
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秋田 
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三島由紀夫はやっぱ天才だな 数ページ読んだだけで惹き込まれた レトリック 美文 圧倒

最終投稿日  2012.11.15
お気に入り一般歌詞
タイトル
オーダーメイド
サビor好きなフレーズ
左は僕ので右は君の
左は君ので右は僕の
一人じゃどこか欠けてるように
一人でなど生きてかないように

「じゃあ ちなみに涙の味だけども 君の好きな味を選んでよ
 酸っぱくしたり 塩っぱくしたり 辛くしたり 甘くしたり
どれでも好きなのを選んでよ どれがいい?」
理由
繊細っていうのが第一印象。生きているって事をお互いに確かめられるように。人間同士がつながってることが生きてるって事なんだと思った。涙の味ってのは、嬉し涙とか悔し涙のことを言ってるのかな。どちらにせよ、聴いた後に鳥肌が立って、あの時の衝撃は鮮明に、約束されたかのように心の中に生きている。
タイトル
リンダリンダ
サビor好きなフレーズ
ドブネズミみたいに美しくなりたい
写真には写らない美しさがあるから

ドブネズミみたいに誰よりもやさしい
ドブネズミみたいに何よりもあたたかく
理由
誰もが知ってると思われるこの曲。以前まではただ流れているのをなんとなく聴いてるだけだったので、なんかぶっ飛んだ表現だなと思っていたが、改めて聴いてみると涙が止まらなかった。言葉のエモーションというか、それがヒシヒシ伝わってきた。ドブネズミって湿った汚い所に棲息しているといわれている。だから暗い、汚い扱いを受けた、孤独を味わった人間ほど優しさや愛がよくわかるんだよというメッセージに聞こえてきた。そういう生き方って自分も美しいと思う。あとリンダって美しいって意味らしい。そんな長い個人的な感想。
タイトル
トラベログ
サビor好きなフレーズ
路面 湿った雨の匂い
聴覚で そう 未来を知る
 電線の共鳴 風の道
聴覚で そう 現在に出会うよ
理由
情景模写が、たまらなく綺麗。 旅っていう感じ。言葉遣いが面白いし、美しい。 新しいものとの邂逅、それによる、自分自身の発見への喜び。 アルバムのワールド ワールド ワールドは名作だと思う。 世界観が確立していて。
タイトル
バタフライ
サビor好きなフレーズ
半透明で不確かな膜が僕らの世界を包んでも
     5メートルの現実感を
      忘れないでいて
     ずっと繋がっていって

  諦めの悪い世界が呼ぶ僕らを
ガラス製の欲望で覗いた先に何がある
理由
蛹から蝶への変化。 蛹からすると、この先どうなるかわからない不安とかを抱えて、それを越えて、羽を持って飛ぶ。 ガラス製っていうと、標本にされてガラスケースの中に居る状態。 ショーケースから覗かれる蝶、表現が卓越していて、素晴らしいなと思った。 飛べても自由なんてどこにも無い、羽は折れる。 タイトルは蛾でもいいと、思える。
タイトル
命の更新
サビor好きなフレーズ
夕立ちが威張るなと太陽に
  正しい歌を歌う
知らなくても良い事が雨になって
   僕等を濡らすから
  永遠を信じなくても
 物語は今日も終わらない

      夕立ちが痛々しい事
      讃える為の歌を歌う
知らないと駄目な事の為に知った事まで濡らすから
       永遠を信じなくても
      物語だけは終わらせなかった
理由
うまい表現だなと思った。脱帽。 まさに、世の中そんなもんだと思った。 色々な状況での悪条件である雨、これが様々な味を醸し出していて、心の状態によって色々な捉え方ができると思う。 全部受け止めきれない、でも生きていたい。 そう思うことがたまにある自分は、たまに、生きてて良かったと思える。生きていたいという真っ直ぐな叫びが心に突き刺さった歌。