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RUN
作詞 Sin
君は何もないこの場所を
さみしそうに見ていた
僕は立ち止まったままで
手を振ることすらしなかった

歯車は軋みながらも
時を刻み付け
僕を縛り付けている
錯覚を見ていた

君の残像が僕に溶けるころ
君は息を切らして 明日を生きる
僕の熱情が君に続く その時は
力の限り 走りたい

もうさみしそうに笑わないで
僕はもう あきらめたりしない

理想という城を作って遊んだ
僕はここから出れない
すぎて行く風景はいつだって
偽りのベルトコンベアー

君の姿と僕は
遠すぎて近すぎて
まるで別々の道を
歩いているみたいだ

君の言葉が僕に変わるころ
僕は君の背中を 見ているかな
いつまでたっても君には 追いつけない
だから僕は 走りたい

大きな風になびかないくらい
君にもっと 近づきたいんだ

僕の言葉が君を作るころ
僕は下を向いて 歩いていた
君はそんな僕を押して 走らせる
過去から今へと

僕の今が君の過去になって
君と同じ景色 見られたなら
ここにいない君を 思いながら
また上を向いて 走りたい

君に会う時は確かな僕で
胸を張って 会いたいんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2013/09/10
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コメント いつか描いていた自分の理想像が、あまりに自分には無理な話で、あきらめかけてしまったり、自分とは別の次元の話なのではないかと考えてしまったりするけれど、その理想像になるためにずっと走り続けていれば、それは未来を生きる自分の理想像と変わりないんじゃないだろうか、という応援歌的な歌詞になっています。
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