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命の花々
作詞 陵本 国寛(おかもと くにひろ)
生くる者 命に咲ける 花々が
苗は一つに 麗しく咲く
病となると 無常にも
一輪ずつ 枯れゆくと
元に戻すに ほどかかる
なれば命を やむごとなく
健やかに 生きゆかむ


現代語訳
生きる者 命の中に咲いている 花々が
苗は一つで 美しく咲く
病となると 無常にも
一輪ずつ 枯れていくと
元に戻すのに 時間がかかる
だから命を 大切に
健やかに 生きていこう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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公開日 2024/01/25
ジャンル 荅鐚鐚
カテゴリ
コメント 以前にも書きましたが、私は13年前(東日本大震災(2011年3月11日発生)の冬に)、生体腎移植手術(ドナー→私の母です。)を受けました。実はこの話には続きがあり、手術を受ける前までの半生まで振り返るのですが、当時の自分はあまり健康に気を配っていませんでした。しかし段々症状が悪化していくのを感じ、その日から「もっと自分は、命を大切にしなきゃダメだ!!」と一念発起しました。その日から数日後に、母が自らの意思で主治医の先生に「私の片方の腎臓を一つあげてください!!」という事を聞かされ、帰りの車の中では、母に涙を流しながら感謝と謝罪を伝えました。その時からです。人の体の中にある臓器は、全て一つの苗から鶴のように伸びていきながら、美しい花を咲かせるものなんだと。でも病に侵され症状が悪化すると、やはりその花に栄養が行き渡らず、枯れていくものなんだと。今回は今でもその信条で生きている事を、和歌にしました。短歌ではなく詩で表現しました。
陵本 国寛(おかもと くにひろ)さんの情報











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