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作詞 brother sisters
揺らいだ地平線の果て 沈みながら燃える日は
希望 絶望 その両者ともを孕んで
僕らに問うてくる 明日という名の幻

瞳を閉じれば広大な 無限が目の前にあるのに
体は拘束されてばかり 藻掻くほど痺れる頭
自由と不自由の虚実に苛んだままの平行線
形勢逆転しようがない一人芝居を続けている

揺らいだ地平線の果て 沈みながら燃える日は
希望 絶望 その両者ともを孕んで
僕らに問うてくる 明日という名の幻

宙に放られたコインのように 無防備を曝け出す僕ら
白か黒か未来は二通り 無抵抗なまま落ちていくだけ
戦ぐ風を刹那垣間見たそんな淡い希求ちらついて
この手のなかに残された僅かな可能性さえ当落線上

僕らの吉凶を占った 浅はかな采配に縋った
期待も 不安も 共犯関係で表裏一体
生と死の泥仕合 その先になにを見出す

不完全な僕ら醜態がそれを物語っていた
空々しい実相が生んだ混乱禍に乗じていたんだ
いつだってそれは少しだけ遠くに存在して
どうしたって目の前にはやってきやしないもの

腐敗したリアルは偶然 生まれたブラフは必然
相反し合うその焦点に見た幻 手を伸ばし

揺らいだ地平線の果て 沈みながら燃える日は
希望 絶望 その両者ともを孕んで
僕らに問うてくる 明日という名の幻

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公開日 2023/07/28
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コメント 結果、総じて、生も死も人も愛も恋も縁も幻のように僕らの目の前で揺らぎ、なにかひとつの導(しるべ)として誘うのでしょう、そうした僕らが生きていくための動力源の表現
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