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あるのは何も無い虚しさだけだ
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作詞 BLACK BOX |
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信号無視 ポイ棄て 優先席着座
もし人生が神様によるポイント制なら
僕はもうとっくに赤点だろうな
階段で老人を背負(おぶ)ってるあいつは
将来人を殺すための点稼ぎ
宝石店から出てきた強盗犯を
取り押さえて脚光を浴びてるあいつは
ずっと自分の正常性に酔ってる
知らねえよそんなの
窮屈そう仮面の下の草臥れ顔
常に顔色伺って分秒刻みで様子見て
そんなことして生きるくらいなら
いっそぶっ殺してやるよ
クソったれの人生
今日も起死回生の最終レース
泥水か泡盛の分岐れ際
気づけば僕はさっき殺してやると言った野郎に
どうかどうかと願ってました
普段の行い?言葉遣い?
知らねえよこのクソ野郎
泥水啜って地を這って跪いてまで息をしてる
待て愚問だよ決して訊かないでくれ
何で生きてるのかって
答えはひとつしかないからさ
消えることも殺すことも僕には出来ないんだよ
ナイフとロープに大量の錠剤
勇気ってやつはどこに売ってるんだ
なあ誰か教えてくれよ
抑々おかしいだろ
善いことが起きた時に礼を言うなら
悪いことが起きた時には唾を吐けよ
都合良く自分は関係無いってか
ならばぶっ殺してやるよ
クソったれの人生
鉛銀玉のロシアンルーレット
強がって一人よがって
何だかんだ殺してやるとか言ったくせして
どうかどうかと縋ってんのさ
自業自得?因果応報?
煩せえんだよこのクソ野郎
出来損ないどもの滅亡ショーレース
それはいつだって欠乏症で
泥仕合も泥仕合だけどな
ジャブの応酬みたいな試合してたら
みんなシラケて帰っちまうぜ
見せてやるよ
失うもんも背負うもんも無いもんの強さ
そんなの強がりだ
あるのは何も無い虚しさだけだ
もう10年前に葬式は済んだ
あとは
てめえをぶっ殺すだけだ
クソったれの人生
どいつもこいつも道連れにしてやる
全部お前らが悪いんだよ
そう言って突き放して興味無いフリして
もしかしたらと期待してんの
莫迦げてる?改め給え?
今に見てろよこのクソ野郎
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