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あわゆき
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作詞 工工声 |
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灰色した冬空みあげて
『わたしの心模様みたい』
なんておどけてみせたきみ
不器用にはにかんでいたね
ふたりが繋いだ指先も
なんだか冷たくなってきた
ゆっくりなスピードで伝わる
きみの想いに追いつけないで
想いはずっと…置き去りのまま
まっ白い色の優しい場所や
やわいとこなんか雪みたいだね
愛しすぎたの…、ふたりの思い出は
溶けて消えて流れた なみだ
メリークリスマスを歌ってよ、
さよならの前ならいいでしょう
形を持たない歌声なら
目にみえるきみは残らないから
あすの朝にはなくなっているよ…
ちいさな冷たさもきみらしさだった
ぬくもりなんかを毛嫌うみたいに
次第に離れる指はか弱く
どこか大人びていた
想いはずっと…置き去りのまま
きみは遠くへ旅立つのでしょう
おさない笑顔を街に残して…
まっ白い色の優しい場所や
やわいとこなんか雪みたいだね
愛しすぎたの…、ふたりの思い出は
溶けて消えて流れていく…
頬のよこ伝う透明なしずく
雪よりも熱を持つものだけど
今だけは淡い雪に抱かれて
溶けて消えて流れた ふたり
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