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100もの愛を歌え!
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作詞 工工声 |
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心よ心、教えておくれ
ひとの心のその奥行きを
どこまで行けば本当のきみの
恥ずかしい場所に出逢えるのだろう
好きも嫌いも、好いた惚れたも
若かりしこの過ちだと言う
言わばこれって一方的で
暴力的で悲観的だよね
『女なんて星の数ほどいるよ』
そのセリフに期待が弄ばれた
男だって星の数ほどいるだろう
当たり前なのに当たり前じゃない
つまり愛だ恋だなんて
いくら考えたとしても
理想をなぞる憧れで
仕方ないじゃないかと
弱音を吐いてみても
ロマンを求めるきみだけは
100もの愛を歌い続けている
『付き合う』ってさ結局のところ
『結婚』するか『別れる』かだよね
仲良こよしもバカみたいだね
言葉を無視しカラダばかりって…
平成生まれのイマドキカップルは
小洒落た演出で告白したがって
素直に『愛している』も言えないのか
それって格好良いの?悪いの?どっち?
『汝、病める時もまた、
そして健やかなる時も
支え合うことを誓いますか?』
そんな無理難題を前提に
付き合っていなかったふたり
楽しくて…寂しくて…
明日にはどうなるかわからない恋
片想い中がこの恋を
一番『恋』だと感じると
ドキドキもいつかは冷め冷め
ふたり奏で合ったこの愛は
もう…音もしない…
つまり愛だ恋だなんて
いくら考えたとしても
理想をなぞる憧れで
仕方ないじゃないかと
弱音を吐いてみても
ロマンを求めるきみだけは
100もの愛を歌い続けている
少女のように夢を観る
きみの寝顔にキッス…も
いま思えばできなかった
思い出に温度は無い
色も無い世界だから
きみは愛を歌う
100もの愛を歌い続けている
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