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名もなき物語
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作詞 蘇季 |
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いつの頃からか 飛べなくなったんだ
翼がはがれて おちて 地に足をつけ歩み始めた。
幾千もの星が 僕のために笑って 泣いた。
僕もつられて泣いてしまいそうだったから
無理して笑ってしまった うたってみた
ガラス越しの小さな鳥が
僕の目を見つめた
その世界の色彩は何が?
・・蒼い空を映した
一度きりならば 悔いのないように生きていたいんだ。
君が笑うのならば 僕も笑えるから。
雲を見つけては また 不確かな祈りこめた。
幾千粒の涙から この花は生まれたらしい。
どんな感動的な物語でも 不安定で
安息を求めて は 歩き続けるから。
ここに在る 全てを切り裂いて
進む覚悟を決めた剣
人を僕の破壊衝動から守るための 盾
全てを捨ててしまえば 後は鎖だけが残るから
鎖を解いて もう一度 この手に取って
運命に抗うためだけの戦争を
始めよう。
こんなに平穏な日々が 誰にも穢されぬように。
君の手を引いて 星の下で歌おう
僕と一緒に。
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