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泡沫の眠り人。
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作詞 蘇季 |
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目覚ましが鳴るたびに
憂鬱な一日を告げるの
どうしてなのかしら、ねぇ?
教えてほしいところだわ。
カラリくるりと 窓の外、風車は回った。
また新しい 日々が来たと言いたいのかしら?
それなら どうして 口にしてくれないの?
ああ、 不安だけが募る
歳月はただ 心を掠めて
振り返らずに 通り過ぎていく
何もない日々が いとおしいのなら
こんなに 昨日に焦れることはないのに。
どうして一秒でも早く
君の隣にいたいなんて
望んでしまうのかしら?
ねぇ。教えてよ?
誰もが知らないうちに
凍りついた記憶の闇
とかした貴方にだけ 打ち明けましょう
簡単に 言葉で表わせたなら
楽になれるの?
間違ってないのね?
“ウソツキ。”そんなはずないわ
それ以上の言葉が見つからなくなってしまうから
簡単に言えないのよ。
私は 、 ね。
それでも 耐えられなくなってしまうから。
その手で どこか遠くに 連れ去ってくれるなら
いいのに・・・ 願っても
容易くはない “知ッテイルョ”
遠い空の果て バラバラに散らばった
星屑の下でまた・・・・
生きてるよ
何もない世界など 在りやしないのなら
どうして 空と共に旅をするのかしら…?
何とも言えなくて 何にも言えなくなるわ。
誰も傷つけずにいれるなら
心に 言葉を 沈めましょう。
二度と 何も思わないように
・・・また 君が笑うのなら。
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