|
|
|
lig lye ment (リグライメント)
|
作詞 蘇季 |
|
突然の雨 何の意味も持たずに降り出した。
肌を切るような痛さ 僕は傘をささずに駆けだす
忘れてきたんだ。 遠くに・・・家にだけど。
人が傘をさしだしたけど、
「必要ない」って断った。
カバンの中に傘が入っていた
だけど、穴があいて使えない。
なんで持ってるのかって? ・・・ある人に返し忘れたんだよ。
あれから幾年月が過ぎた。
服には赤い色彩が 飛び散っていた。
空を見上げて 笑っていたんだ。
あの時と同じ目。
その人が現れたのは あれから110年後の
同じ世界。
傘を返して駆けだした。
そして走っているうちに
役目を終えた所為か 躰が思うように動かなくなり始めた。
ただ視界に広がるは 赤と白の世界
少しずつ白一色になって 意識は途絶えた。
|
|
|