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サクラ
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作詞 蘇季 |
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色褪せていった 記憶を手繰るように
君の眼差しが 悲しく揺れていた。
触れようとしても 僕にはどうする事も出来ずに
遠ざかってしまった
本当の事を言えずに
「愛してたよ」それじゃなくて
「愛してるよ」これから先ずっと
それでも 手放さなければ
いけないことだってあるって知ってるさ
だからせめて最後くらいは
笑って見送らせてくれよ
君が幸せならそれでいいんだ
伝わることはもうないけれど。
永遠は一瞬で通り過ぎる
刹那は思うほど短くはない
それでもまた明日は来るんだ
怖れることはない
傷付くことなんて。
瞼閉じれば君と重なるんだ
遠い昔?
わからないけど 残像が
何に対して裏切ってしまったのか
わからないんだ。 麻痺してくよ
寂しさだけは同じようにあるのに
君の痛みはわかったフリしか
もうできない
わかってる それでも 許されるなら
触れたい 願う 君に 心に その瞳の理由を
どうしようもない事だって
わかっているけど
離れてしまった僕への感情を
わかる事 できるなら
あえて涙は流さずに
笑顔で見送らせてよ
その後でいいから 一人で
雨にでも 打たれたいんだ。
君の声 残り香 姿 全て
塗り替えていくほどはね
強くないけど
それでも君が幸せならば
僕はこの手を放すよ
「どうか幸せでいて。」
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