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scarlet blue
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作詞 蘇季 |
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画用紙の上を 紅く塗りつぶした
ところどころに染みの跡
誰の声か?
聴こえるのならば 聞かせておくれよ
束の間の現実も 消えてしまいそうだから
何度も巡る 明日でさえ 今日でさえ。
思い出せずに滞ったままで。
遮るモノは何?
目には映らないけど
何度も叫んでは
無力さに ただ 涙した。
少なからず 誰かに届いたのだろうか
この声が尽きる頃には もう
存在しなかったとして
溶けていく・・・雪解けの道を
はしゃぎ行く人の声に
また 耳を塞ぐのだろう。
いつの日か付いた
青一点の雫
いつの日か吐いた
嘘の塊とか
忘れそうな時
君は笑うのなら
僕はそれでいいと
心の奥で願った
君の声が 届き始めた
郵便受けの中 確認して笑った。
僕の声は 君に届いてるのかな?
分からないけど。
君が幸せならそれでいい。
いつからか紅の色彩に
青が溶けていく
染みついた 言葉の数ほど 哀しい
静寂の中で 君はまた 眠った
僕は閉ざした。
懐かしく流れ始める旋律
その唄が 誰かに届くように
誰かに届きますように。
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