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斬傷
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作詞 蘇季 |
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静寂を切り裂いて
手が届く場所(ところ) 目がけて
銃を打ち放てば
何かが変わる気がしたんだ。
鳴り響く銃声音
ざわめく他人(ひと)の声
それさえもどうでもよくて
普通過ぎる反応 に 吐き気がした
一体何が・・・・・・・・・・・・?????
頭の中に流れ出す歌は
僕の動きを鈍らせた
脳裏に響く歌声は
痛みを植え付けたまま
転がり続ける
「散り失せて?」
もうこの視界には君を映しだせない
嗚呼闇雲に差し込む光が
全てを焼き尽くした・・・。
何もかもが 奇麗事で 片付けられる世界なら
僕はもう 要らない…筈だろう・・??
少し休もうか
もう動く事が出来そうにないから
斃れていくよ・・・
全てが反転した。
一体何を・・・・・・・・・・・・・・・・???
信じたかったものは 遠くに消えてしまうから
「クズレテシマエ…。」
夕暮れが白く・・・暗く染まり
誰の声も届かない場所へ…
逃げてしまえば きっと
誰も踏み入らない 近寄らないで。
僕の声が 届かないのなら
もう いいよ。 通り過ぎて。
壊れてしまえ。
あれから幾年月が過ぎ
何も聞こえなくなった
これから あとどれぐらいの
時間が残されてるのだろう…。
何処から話し始めればいいのか
分からないから 口ずさむ
歌にたった一つ
祈りを込めた…。
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