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DEAR COLORS
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作詞 サガラ |
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甘い痛み 残した傷は刺されたようで
身体の奥を容赦なく貫く
手が届かないままならば 夢物語と終わらせられた
その奇跡が重なる程に 涙の痕増えていくの
声を 体温を 仕種を
瞼の裏焼けついて消えない貴方の姿
焦がれながら手を伸ばしてみても
すり抜ける 現実に
声を上げて泣く事すら叶わない
あと幾つの夜を独り数えたら
指先触れるの なんて
織り込んだ想いを一つひとつ並べ
それでも届かない両手
笑いかける貴方はただの残像のように
祈る程 遠ざかっていく
華奢な指彩る 貴方が好きなその色は
ただ私の未来を 黒に染め上げた
何も見えなくなるように
甘い痛み 宿した恋心は熱を帯び
身体の奥を容赦なく貫く
目が覚めないままならば 夢物語に溺れていられた
その奇跡が終わる度に 涙の痕増えていくの
声を 視線を 香りを
記憶の中焼けついて消えない貴方の姿
焦がれ続けた日々の代償
押し寄せる 現実に
もう戻れないと知っていても
あと幾つの朝を独り迎えたら
あと幾つの夜を独り数えたら…
悔やむ事など出来なかった
深く消せない傷だとしても
銀の糸に優しく口付ける貴方に
想い馳せて過ごした日々を
織り込んだ想いを一つひとつ並べ
それでも届かない両手
虚しく輝くリングに刻まれた文字を
呟く程 離れていく
風に揺れる髪 貴方が好きなその色は
ただ私の恋心を 黄金色に輝かせ
報われぬ結末だと気付かせた
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