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PARTING CALL
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作詞 サガラ |
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誰かに出会う為生まれてきた
人はそう言葉を紡ぐけれど
残酷ね 誰しも産声上げた瞬間に
逃れられない別れを背負うの
運命だと 必然だと
美しい名で呼びたがる私達は
なんて 愚かなんだろうね
「さよなら」その言葉だけで
全て終わらせられる筈ないと 誰よりも知っていたのに
近づく孤独にただ耳を塞いだ
恐いと震える私に 重ねられた貴方の手
絡めた指先からは もう温もり伝わらない
貴方を遺し1人旅立つ事 悟った夜
愛してると 忘れないと
何度も繰り返す優しい声は
なんて 愛しいんだろうね
「有難う」その言葉だけでは
貴方と歩いて来れた幸せ 伝えきれる筈などないのに
二度と訪れない朝にただ怯えた
声を殺し膝を抱え 暗い部屋で目を閉じた
「どうかこのままで…」虚しく響く願い
貴方だけに降る時の流れ 穏やかでありますように
誰かに出会う為生まれてきた
そう紡いだ言葉 嘘じゃないのなら
きっと私 見つけられた
他でもない 貴方でした
近づく孤独にただ耳を塞いだ
1人泣いた夜に小さく手を振るの
絡めた指先 微笑みながら解くから
大丈夫 ここで見送って
二度と訪れない朝にただ怯えた
それももうこれで最後ね
ほんの少し 先に眠るだけの事
大丈夫 もう大丈夫
「またね」別れ際の約束
笑いながら涙する貴方
「有難う」言い足りないから
いつか きっと
「またね」
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