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ジョーカー
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作詞 風待 遊 |
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“浪漫”と名付けた想い抱きながら 好きなように振る舞う
勝手すぎる言い分 利己的
実は素直でやり切れないのが 悲しいかな男の性
ジョーカーを引いた瞬間(とき)の気持ちによく似た
原因不明の絶望感があるから 勇気を持てない
僕は本気で夢に向かうなど出来ない
勝っても負けても自分の人生なのに
例えばチャンス一つ掴めても 結果が出なけりゃ
敗者と蔑まれ嗤われる
競い合う(あらそう)意味など無い事感じているだけ
逃げたいわけじゃないよ ありのまま認めて欲しいんだ
自信や経験何一つないけど いいだろう?
キレイな心に傷をつけるため伸びた爪を噛みながら
赤く染まる唇 魅力的
実はズルくてやりづらいのが 哀しいかな女の性
ジョーカーを引いたくらい大した事ないと
妙に自信家な君は平気な顔で A(エース)を切るけど
僕は本気で恋に落ちるなど出来ない
白でも黒でも自分の人生なのに
生まれた事に理由求めても 無駄だと嘲笑(わら)われ
罪無き過ちを繰り返す
勝利を味わうばかりじゃ微笑(えがお)も涸れるよ
数字で価値を決める 時代にはうんざりしてるんだ
ゲームの終焉(おわり)を告げるのは 誰でもいいじゃん
「ジョーカーが誰の手にも与えられるなら
学歴や歴史なんか関係ないさ」と 賢者は言うけど
僕が本気で生きてゆけるはずないだろう
「勝っても負けても自分の一手(すべて)を懸ける
度胸が僕にあれば・・・」 感嘆と一緒に吐かれた
弱音に脆くなる信念
白でも黒でも自分の人生なのに
生まれた事に理由求めても 無駄だと嘲笑われ
罪無き過ちを繰り返す
勝利を味わうばかりじゃ微笑も涸れるよ
数字で価値を決める 時代にはうんざりしてるんだ
ゲームの終焉を告げるのは 誰でもいいじゃん
祭りに浮かれる人の群れ 溺れる欲の岸辺・・・
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