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死旬期
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作詞 風待 遊 |
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中学生の頃に戻ったみたい
見たことのないもの全てに怯え
小さい世界に閉じこもっていた私
死ぬ事について考えすぎると
死ぬって事しか見えなくなって
暗闇に跪いてしまうんだ
手すりのない階段を転がり落ちてゆく
どこに地面はあるの どこに空はあるの
真っ直ぐに続く穴をゆっくり落ちてゆく
どこに向かっているの どこに着地するの
高校生の頃は大人の入り口
立ったばかりなのに子供のように
駄々をこねたりもした幼すぎた私
未来なんて想像できなかった
未来の出来事(こと)なんて興味なかった
明日なんてその日次第でいいもんと
エンディングもプロセスもシナリオ通りなの
あなたなんて弱いの あなたなんて卑怯なの
歩こうとも 此処で辞めようとも同じなの
あなたなんて脆いの あなたなんて器用なの
大学生の頃が 一番”幸せ”
友人関係も上手くやれてたよ
自信に溢れて 普通に過ごせた私
「平穏」の文字を噛みしめてたけど
それなりに経験が増えてゆき
掴みどころのない現在(いま)を知った
社会人になったばかりの頃は
若かったねと いつか振り返るの?
大人の自分に満足して笑いながら
死ぬ事について考えすぎると
死ぬって事しか見えなくなって
暗闇に跪いてしまうのに
手すりのない階段を転がり落ちてゆく
どこに地面はあるの どこに空はあるの
真っ直ぐに続く穴をゆっくり落ちてゆく
どこに向かっているの どこに着地するの
エンディングもプロセスもシナリオ通りなの
あなたなんて弱いの あなたなんて卑怯なの
歩こうとも 此処で辞めようとも同じなの
あなたなんて脆いの あなたなんて器用なの
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