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恋猫
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作詞 風待 遊 |
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木枯らしに誘われて
さかりついた恋心
月が燃ゆる 澄んだ夜空に 届かない想いを吠える
火照った裸体(からだ)を天(そら)に晒し、ナミダみたいな雫
温んだ頬を流れてく 髪を撫でるように
私を愛して、嘘をついて、幻想(ゆめ)だけを見せて欲しい
声にならない言葉が胸を突いた
伝えて下さい 触れて下さい 何もかも曝け出して
一夜限りの契りで解り合える距離にいたい
愛せぬ苦しみ、愛されない哀しみが 永遠なら
誰が地獄(ここ)から救ってくれるでしょう
私を愛して、嘘をついて、幻想だけを見せて欲しい
声にならない言葉が胸を突いた
伝えて下さい 触れて下さい 何もかも曝け出して
一夜限りでいいから
全てを抱きしめ、傷をつけて、現在(いま)だけを生きていたい
消せぬ爪痕 身体中刻み付けた
壊して下さい 泣いて下さい 揺れたまま時を止めて
決して二度とない今宵が続くものと思っていたい
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