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Crimson
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作詞 雪灯 |
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苦く甘い雫の下には
幾日の苦しみの傍ら
足掻く度 突き刺さる
深紅の薔薇の棘
広く狭い心の中には
幾片の愛しさの写身
遠くから呼ぶ声に
ああ この身は終わると
逃げてても滞れども
哀しみは襲うのよ
欲する時に導かない
欲心の牢獄
まだ脱獄策はないけれど
貴方の元にいつか駆けていくわ
流る地獄 辿り着く黄泉に
魅せられ届くのは惨劇
魑魅魍魎 襲われて
残すのはあの影
迷い惑い 深底のその下
貪り あまりに残酷に
叫ぶ声 響かず
ああ この夢は終焉と
終わったと 知りながらも
何故君は遠い夢?
求めてるのに応えはない
憎悪の煉獄
もう影さえ此処にないけれど
強い光でいつか見つけるわ
散る度に捧ぐ贄は
深紅の薔薇の華と
咲く度に突き刺さる
あの日の復讐は
愛だけでは叶わぬと
剣に込めた憎しみは
絡めた指先 流れる鮮血
まだそれでも生きますか?
汚れた蔓に纏わりつかれ
それでも至福を感じるのは
神として 生け贄として
ココロ失った屍だから
待ち焦がれ 洗い流れ
何故私は血を流すの?
誰もいない この地上で
天からの祝福
もう涙さえ零れないけど
今宵貴方ときっと…
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